2018.9/16,17『月詠み』バンドネオンとピアノのための

終演しました。

素晴らしい演奏でした!




2014年に池袋エルチョクロにて初演された現代音楽作品「月詠み」バンドネオンとピアノのための(2014)が再演されます。再演に当たって結構大幅に改訂しました。

バンドネオンといえばタンゴ、という楽器。舞曲ですのでリズムの躍動感がはっきりある曲が大変多いです。が、折角私のような日本人が作曲するのであれば、と捻くれ者の私は考えました。逆にリズム的躍動感をすっぱりなくしてしまう。日本の笙のように、アメーバ状に膨らんだり縮んだりする曲感をイメージしました。「月詠み」は古事記・日本神話における「ツクヨミ」(アマテラスの弟。月の神。アマテラスと比べて神話内において影が薄く、はっきり言ってこれといったエピソードは殆どない)から。奥ゆかしいところ、謎なところ、儚い感じを念頭に入れました。


バンドネオンは川波幸恵さん、ピアノは小林萌里さんの両名です。

9月16、17日にそれぞれ東京杉並と、山梨甲府にて。

アルゼンチン人のGuidoさんの新曲も聴けます。

アルゼンチンと西洋音楽・日本の文化の混合をぜひお聴き逃しなく。

詳細・チケットお申し込みは下記チラシをご覧ください。